【採用の不安は?】フィリピン人の国民性の特徴と仕事でコミュニケーションを円滑に進めるコツを紹介


介護や建設、飲食業界を中心に深刻化する人材不足。その解決策として、いま多くの企業がフィリピン人材の採用に注目しています。しかし「言葉の壁は大丈夫だろうか」「文化が違っても職場に馴染めるだろうか」といった不安から、採用に踏み切れない企業も少なくありません。
フィリピンは英語が公用語で、ホスピタリティ精神が高く、家族を大切にする価値観を持つ国です。介護分野では2021年時点で約36,719名のフィリピン人材が活躍しており、すでに日本の現場に欠かせない存在となっています。
この記事では、フィリピン人の国民性や性格的特徴を詳しく解説し、職場でのコミュニケーションを円滑に進めるための実践的なコツをご紹介します。フィリピン人材の採用を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。
フィリピンの基本情報と日本との関係

急成長を続けるフィリピン
フィリピンは東南アジアに位置する島国で、7,000を超える島々から構成されています。国土面積は約30万平方キロメートルと日本よりやや小さいものの、人口は2024年時点で約1億1,272万人に達しており、世界第14位の人口大国です。
フィリピンの最大の特徴は、その人口構造にあります。2025年時点で15歳以下の人口が全体の約30%を占め、労働力人口(15歳から64歳)は約64%に達しています。平均年齢は26.1歳と非常に若く、2054年まで人口増加が続くと予測されています。この若い労働力は、今後の経済成長を支える大きな原動力となっています。
英語が公用語という強み
フィリピンの公用語はフィリピノ語(タガログ語)と英語です。アメリカの統治時代の影響で、幼少期から英語教育が行われており、英語を流暢に話せる人が多いことが大きな特徴です。実際、公文書や授業は英語で行われることが多く、日常生活でも英語が広く使われています。
この英語力の高さは、日本語学習においても大きなアドバンテージとなります。英語を通じて日本語を学ぶことができるため、他のアジア諸国と比較して日本語習得がスムーズに進む傾向があります。
海外出稼ぎ文化が根付く背景
フィリピンでは、海外で働く文化が広く浸透しています。海外で働くフィリピン人はOFW(Overseas Filipino Workers)と呼ばれ、国を挙げてその活動を支援しています。空港には専用のOFWレーンが設けられているほどです。
OFWが本国へ送金する金額はフィリピンのGDPの10%を占めるといわれており、海外出稼ぎは国の経済を支える重要な柱となっています。この文化的背景から、フィリピン人は海外で働くことに抵抗が少なく、新しい環境への適応力も高い傾向があるのです。
日本との歴史的なつながり
フィリピンと日本は、歴史的にも深い関わりがあります。江戸時代初期、日本が鎖国体制に入る前には、マニラに日本人町が作られ、多くの日本人が住んでいました。現在でもフィリピンは親日国として知られ、日本人に対して友好的な国民が多いことが特徴です。
また、ASEAN唯一のキリスト教国で、国民の約83%がカトリック、その他のキリスト教が10%を占めています。この宗教的背景は、高齢者への敬意や思いやりといった価値観に結びついており、介護をはじめとした対人コミュニケーションを必要とする現場でも活かされています。
フィリピン人の国民性と性格的特徴

明るくフレンドリーな性格
南国の温暖な気候の影響もあり、フィリピン人は明るく陽気でフレンドリーな人が多いのが特徴です。初対面の人とでも気さくにコミュニケーションを取り、笑顔で接することができます。
学校のクラスの中心にいるムードメーカーのような存在をイメージするとわかりやすいでしょう。見知らぬ人とも自然に会話ができる社交性の高さは、大家族やコミュニティを大切にしながら生きてきた文化的背景から育まれています。
この明るい性格は、職場の雰囲気づくりにも好影響をもたらします。利用者や同僚に笑顔で接することで、周囲に安心感を与え、チーム全体の士気を高める効果が期待できます。
ホスピタリティ精神の高さ
フィリピン人の最も際立った特徴が、並外れて高いホスピタリティ精神です。誰に対しても親切で、思いやりのある対応ができる国民性を持っています。初対面の人にも明るく笑顔で接し、相手が心地よく感じるコミュニケーションを自然と取ることができます。
東南アジアの主要国を比較しても、フィリピン人のホスピタリティの高さは群を抜いています。この特性は、接客業や介護といった人とのコミュニケーションが重視される職種において、特に大きな強みとなります。利用者の気持ちに寄り添い、細やかな気配りができるフィリピン人材は、現場で高く評価されています。
家族を何よりも大切にする価値観
フィリピン人にとって、家族は何よりも優先される存在です。「家族第一」という価値観が文化の根底にあり、家族に何かあった時には仕事を休むことも当然と考えられています。
結婚は単に夫婦だけの結びつきではなく、親戚まで含めた大家族を養う覚悟を意味します。家族や親戚が病気になったり困ったりした時には、全力でサポートするのが当たり前です。このような大家族を支えるため、国内の低い賃金ではなく高い給料を求めて海外で働き、家族に送金する人が多いのです。
この家族を大切にする文化は、高齢者への敬意や思いやりにも繋がっています。介護の現場では、利用者を自分の家族のように思いやり、丁寧にケアする姿勢として表れます。
勤勉で責任感が強い
フィリピン人は勤勉で責任感が強く、任された仕事には真面目に取り組む傾向があります。与えられた業務を着実に遂行し、職場のルールを守ろうとする姿勢が見られます。
多様な民族と宗教が共存する国であることから、適応力も高いのが特徴です。新しい環境や文化に柔軟に対応できる能力は、日本の職場でも大きな強みとなります。
英語力とコミュニケーション能力
公用語として英語を使いこなせるフィリピン人は、多言語環境でのコミュニケーションに慣れています。日本語の学習にも意欲的で、介護現場での意思疎通に必要な日本語を比較的短期間で習得できる傾向があります。
また、海外で働く文化が根付いているため、異文化間でのコミュニケーションに抵抗が少なく、日本人スタッフや他の外国人スタッフとも協力して業務に従事することができます。
一緒に働く上で気を付けたいフィリピン人の特性

時間に対する感覚の違い
フィリピン人の特性として理解しておくべき点の一つが、時間に対する感覚です。日本人ほど時間に厳格ではなく、時間にルーズと感じられることがあります。
これは「時間を守る」という概念そのものが、日本ほど強く根付いていないことが背景にあります。待ち合わせに1時間ほど遅れてくることも珍しくなく、フィリピン人の細かいことを気にしない性格の表れともいえます。
職場では、時間管理の重要性を丁寧に説明し、具体的な時刻を何度も確認することが効果的です。また、カレンダーやアラームを活用した時間管理のサポートも有効でしょう。
計画性に関する文化的背景
多くのフィリピン人は、計画を立てるのが苦手な傾向があります。その日暮らしの生活スタイルが基本となっている人が多く、長期的な計画を立てる習慣が身についていないことがあります。
また、物事を忘れやすい傾向も見られます。特に週末を挟むと、前週までの業務内容を忘れてしまうこともあるため、重要な事項は繰り返し確認し、メモを取らせるなどの工夫が必要です。
現地でフィリピン人を雇用する日本人の多くが「月曜日には前週のことをすべて忘れている」と口を揃えるほどです。そのため、フィリピン人に任せた仕事は週をまたがずに完了させることが推奨されます。
人前で叱られることへの強い抵抗感
フィリピン人と働く上で最も重要なポイントが、人前で叱ることは絶対に避けるべきということです。多くのフィリピン人は、他の人がいる場所で注意や叱責を受けることを非常に嫌がります。
人前で叱られると屈辱を受けたと強く感じ、次の日会社に来なくなったり、突然辞めてしまったりすることもあります。日本人が考える「愛の鞭」や「厳しく指導することで成長を促す」といった発想は、フィリピン人には通用しません。
注意や指導が必要な場合は、必ず個室や別の場所に呼び、一対一の状況で優しく、わかりやすく説明することが大切です。根気よく接すれば、彼らも理解しようと努力します。
家族の用事を優先する傾向
家族第一の価値観を持つフィリピン人にとって、家族の用事は仕事よりも優先されます。家族に何かあった時に仕事を休んだり遅刻したりすることは、フィリピンでは当然のこととして受け入れられています。
また、残業についても日本ほど積極的ではありません。家族と過ごす時間を非常に大切にしているため、定時で帰宅することが基本です。日本の長時間労働の文化には違和感を覚えるフィリピン人も多いため、この点を理解した上で業務時間や仕事量を設定することが重要です。
フィリピン人と円滑にコミュニケーションを取るための実践的なコツ

注意・指導は個別の場で優しく行う
フィリピン人スタッフへの注意や指導は、必ず他の人がいない個室や別の場所で行いましょう。複数人の前で叱責すると、本人のプライドを傷つけ、信頼関係が崩れてしまいます。
指導する際は、激しく叱るような口調ではなく、優しい口調で根気強く対応することが大切です。なぜその行動が問題なのか、どうすれば改善できるのかを具体的に、わかりやすく説明しましょう。
感情的にならず、相手の立場に立って話すことで、フィリピン人スタッフも理解しようと努めてくれます。信頼関係を築きながら成長を促すことが、長期的な勤続を促す最も効果的な方法です。
わかりやすい日本語を使う
フィリピン人に限らず、外国人スタッフとコミュニケーションを取る際は、わかりやすい日本語を心がけましょう。
専門用語や業界用語、方言は避け、標準的な日本語を使うことが基本です。また、略語も理解が難しいため、正式な名称で伝えるようにしましょう。社員間でも、外国人スタッフに伝える際の言い換え方を共有しておくと効果的です。
特に注意が必要なのが和製英語です。日本人が英語だと思って使っている言葉が、実際には通じない和製英語であることは珍しくありません。
和製英語の例
- ノートパソコン → ラップトップ(laptop)
- タッチパネル → タッチスクリーン(touch screen)
- コンセント → アウトレット(outlet)、ソケット(socket)
このような和製英語は意外と多く存在するため、業務に関連する可能性のあるものは事前に確認しておくことをおすすめします。
英語力を過信しない
フィリピン人は英語が公用語であるため、英語を話せる人が多いのは事実です。しかし、すべてのフィリピン人が同じレベルの英語力を持っているわけではありません。
特に地方出身者や教育環境が十分でなかった人の中には、英語が不得意な人もいます。もし業務で英語を使うことを想定しているのであれば、採用面接の段階で英語のレベルを確認しておくことが重要です。
実際の会話やメールのやり取りを通じて、業務に必要なレベルの英語力があるかどうかを見極めましょう。
業務時間と仕事量への配慮
フィリピン人は家族との時間を最優先するため、残業についての考え方が日本人とは大きく異なります。日本の長時間労働の文化には疑問を持つ人が多いため、この点を理解した上で業務を設計することが大切です。
繁忙期やトラブル対応など、どうしても残業が発生する場合があることを事前に説明し、理解を得ることも重要です。しかし、恒常的な残業が続くと、不満を抱いて離職につながる可能性があります。
会社全体として業務時間や仕事量を見直し、効率的な働き方ができる環境を整えることが、フィリピン人スタッフの定着率向上につながります。
タスク管理とリマインドの工夫
計画性が苦手で物事を忘れやすい傾向があるため、タスク管理のサポートが効果的です。
具体的には以下のような工夫が考えられます。
①業務週報や日報の活用:毎日または毎週、業務内容を記録させることで、自分が何をしたか、次に何をすべきかを明確にします。
②チェックリストの作成:日々の業務をチェックリスト化し、完了したものにチェックを入れる仕組みを作ります。視覚的にわかりやすく、達成感も得られます。
③定期的なリマインド:重要な業務やミーティングの前には、複数回リマインドを行います。一度だけでなく、繰り返し確認することが大切です。
④週をまたがない業務設計:可能な限り、フィリピン人スタッフに任せる業務は週内に完結するようにスケジュールを組みましょう。
これらの工夫により、業務の抜け漏れを防ぎ、スムーズな運営が可能になります。
家族や家庭の事情への理解を示す
家族第一の価値観を持つフィリピン人にとって、家族の用事は何よりも優先されます。家族が病気になったり、重要な行事があったりする場合、仕事を休むことは当然と考えています。
この価値観を理解し、柔軟に対応することが信頼関係の構築につながります。頭ごなしに否定するのではなく、可能な範囲で配慮を示すことで、フィリピン人スタッフは「この職場は自分を大切にしてくれる」と感じ、長期的な定着につながります。
特にクリスマスシーズン(9月頃から準備が始まり、12月がピーク)は、フィリピン人にとって最も大切な時期です。海外で働くフィリピン人の多くが一時帰国を希望するため、この時期の一時帰国支援を検討することも重要です。
介護・建設・飲食など業種別の適性

フィリピン人が活躍しやすい職種
フィリピン人の国民性や特性を考えると、特に以下の職種で適性が高いといえます。
介護職:ホスピタリティ精神が高く、高齢者を敬う文化を持つフィリピン人は、介護の現場で大きな強みを発揮します。利用者に対する思いやりや細やかな気配りは、質の高いケアにつながります。実際、2021年時点で約36,719名のフィリピン人が日本の介護現場で活躍しています。
接客業・飲食業:明るくフレンドリーな性格と高いホスピタリティ精神は、接客業において理想的です。笑顔での対応や親しみやすい人柄が、お客様に好印象を与えます。
建設業:勤勉で責任感が強く、チームワークを大切にする姿勢は、建設現場でも評価されています。特に溶接などの専門技能を持つフィリピン人材は、国内の造船業で培った経験を活かし、日本の建設現場でも活躍しています。
宿泊業:ホテルやリゾート施設でのレストランサービスや客室清掃など、様々な業務でフィリピン人材が活躍しています。お客様から直接評価を受けることができ、やりがいを感じながら働ける環境が整っています。
実際の受入れ企業の取り組み
北海道のある介護施設では、特定技能外国人としてフィリピン人を10名受け入れ、将来にわたる安定的な人材確保を実現しています。この施設では、国として労働力の送出しを推奨しているフィリピンから人材を受け入れることで、継続的な採用体制を構築しました。
(フィリピンから北海道へ、介護人財10名が来日。受け入れ施設様での歓迎会の様子をご紹介!)
登録支援機関には人材の斡旋や入国後の生活支援を依頼し、駐日フィリピン共和国大使館海外労働事務所(MWO)とのやり取りもサポートを受けながら進めています。また、介護福祉士国家資格取得など、特定技能外国人のキャリア支援のため、グループ内の研修施設を活用した人材教育・育成にも取り組んでいます。
このように、フィリピン人材の特性を理解し、適切なサポート体制を構築することで、多くの企業が成功事例を作り出しています。
フィリピン人を採用する際の制度と手続き

特定技能制度での受け入れ
フィリピン人を日本で雇用する主な在留資格として、特定技能制度があります。特定技能1号は、即戦力として日本で働くことを目的とした在留資格で、最長5年間の就労が可能です。
特定技能制度の主な特徴は以下の通りです。
就労期間:最長5年間
転職:可能(同一分野内であれば転職が認められています)
必要な要件:日本語能力試験(N4レベル以上)、介護日本語評価試験、介護技能評価試験の合格
募集人数:常駐職員数と同数まで受け入れ可能
失踪率:非常に低い(フィリピンでは失踪すると本人だけでなく親族も日本への入国ができなくなるため)
特定技能制度について詳しく知りたい方は、技能実習と特定技能の違いを解説した記事もご参照ください。
MWO(旧POLO)・DMW(旧POEA)の手続き
フィリピン人を海外現地から雇用する場合、日本国内でのビザ取得と併せて、フィリピンの行政機関に対する手続きが必要です。これはフィリピン独自のルールであり、理解しておく必要があります。
MWO(Migrant Workers Office、旧POLO):駐日フィリピン共和国大使館内にある移住労働者事務所で、日本国内でのフィリピン人労働者の権利保護や支援を行っています。東京と大阪に事務所があります。
DMW(Department of Migrant Workers、旧POEA):フィリピン本国にある移住労働者省で、海外で働くフィリピン人の送出し管理を行っています。
これらの機関とのやり取りは複雑ですが、登録支援機関に依頼することで、必要な書類作成や面接における留意点などのアドバイスを受けることができます。フィリピン政府認定の送出し機関を経由する必要があるため、専門家のサポートを活用することが効率的です。
日本とフィリピンは2019年3月に特定技能に関する二国間取決め(MOC)を署名しており、悪質な仲介業者の排除を目的とした情報共有の枠組みが構築されています。この取決めにより、保証金の徴収や違約金の定めなど、不適切な行為を行うブローカーの介在を防ぐ仕組みが整えられています。
受入れまでの流れ
フィリピン人材を特定技能で受け入れる際の一般的な流れは以下の通りです。
相談・ヒアリング:受入れ企業のニーズや条件を確認し、必要な住居や初期費用について説明を受けます。
面接:現地またはオンラインで面接を実施します。募集人数の2〜3倍の候補者を用意し、その中から選考します。
書類手続き:ビザ取得に必要な各種書類を作成・提出します。フィリピン側の手続きも並行して進めます。
入国・入社手続き:入国後、空港から事業所まで送迎し、市役所での手続きなどをサポートします。
業務開始:日本人スタッフと同様に業務に従事します。定期的な面談でフォローアップを行います。
採用までの期間は8ヶ月程度が目安となります。計画的に採用活動を進めることが重要です。
まとめ:フィリピン人の強みを活かした受入れ体制づくり

フィリピン人は、明るくフレンドリーな性格と高いホスピタリティ精神を持ち、家族を大切にする価値観から高齢者への敬意や思いやりが自然に表れます。英語力が高く、海外で働くことに抵抗が少ないことも大きな強みです。
一方で、時間に対する感覚や計画性については日本人とは異なる部分があり、人前で叱られることを強く嫌う文化的特性も理解しておく必要があります。これらの特性を理解し、適切なコミュニケーション方法を実践することで、フィリピン人材は職場で大きな力を発揮します。
実際に、介護や建設、飲食、宿泊業など様々な業種でフィリピン人材が活躍しており、受入れ企業からも高い評価を得ています。特定技能制度を活用することで、即戦力として長期的に働いてもらうことが可能です。
人材不足という課題に直面している企業にとって、フィリピン人材の採用は有力な選択肢の一つです。文化や価値観の違いを理解し、お互いを尊重し合える環境を整えることで、日本人スタッフとフィリピン人スタッフが協力し合い、より良い職場を作り上げることができます。
ケアグローバルのサポート
ケアグローバルでは、フィリピン人材をはじめとする外国人介護人材の採用から受入れ後のサポートまで、一貫してお手伝いしています。
主なサポート内容
- 現地での面接手配とオンライン面接のサポート
- ビザ取得に必要な書類作成支援
- 入国後の生活サポート(市役所手続き、住居確保など)
- 定期的な面談によるフォローアップ(3ヶ月に1度訪問)
- 日本語教育や介護技能向上のための研修支援
- トラブル発生時の迅速な対応
ケアグローバルが提携している日本語学校では、日本語検定N4レベルの教育に加えて、日本文化やマナー、介護現場で必要な専門知識、日本での生活に関する知識など、実践的なカリキュラムを提供しています。チームワークや多文化理解についての教育も行っており、日本人スタッフや他の外国人スタッフと協力して業務に従事できる体制を整えています。
フィリピン人材の特徴として、失踪率がほぼゼロであることも大きなメリットです。フィリピンでは失踪すると本人だけでなく親族も日本への入国ができなくなるため、安定して長期的に働いてもらえる可能性が高いといえます。
20〜30歳の若い人材が中心で、夜勤や体力が必要な業務にも対応できます。人材不足でお困りの介護・医療施設の皆様は、ぜひフィリピン人材の採用をご検討ください。
お問合せ先
- 電話:090-5592-5497
- メール:info@careglobal.jp
フィリピン人の国民性を理解し、適切なコミュニケーション方法を実践することで、職場に新たな活力をもたらし、人材不足という課題の解決につながります。外国人材の受入れは、もはや特別なことではなく、これからの時代に必要な選択肢となっています。一歩を踏み出すサポートはぜひケアグローバルにお任せください。
参考文献
※1 フィリピン統計庁:https://psa.gov.ph/
※2 フィリピンの人口(2025年) - ワールドメーター:https://www.worldometers.info/ja/世界人口/フィリピン-人口/
※3 厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)
※4 出入国在留管理庁「特定技能に関する二国間の協力覚書」:http://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri05_00021.html
※5 外務省「フィリピン基礎データ」:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/philippines/data.html